怒りを制御すると幸せがやってくる
人は、たまに癇癪を起こすことがありますね。
人間ですから当たり前です。
怒りを顕にする人と、しない人。
どちらも同じ「人」。
人生において、総合的にみて得な人はどちらでしょうか。
考え方は二分するかも知れませんね。
常識人なら、
「もちろん怒りを顕にしない人に決まっている」
というでしょう。
考え方しだいですが、怒りを顕にする人は、
- 怒りっぽい人だとまわりから常に思われている。
- いつも怒っている表情で、物音がうるさくやかましい。
- 愛想が悪い。
- 何でも否定から入る。
こんな感じでしょうか。
一方、めったに怒らない人のイメージは、
- いつも穏やか。
- 何を言っても受けいれてくれる。
- 気遣いができる。
- 肯定から入る。
ですね。
同じ「人」なのですが、随分印象が異なります。
さぁ、ここであなたに質問です。
どちらの「人」が「ビジネスにおいて成功(←仮にこう呼ぶこととします)」を導き出せるでしょうか?
正解は、
考え方によっては、時には怒る人も必要だし、穏やかな人も
もちろん必要。
どっちもどっちということです。
結論として、どちらのタイプの人も社会にはいないといけないのです。
怒りっぽいと思われていた人は、
- 単に生まれつき愛想が悪いように見えてしまうお顔で、怒った顔がスタンダードなのかもしれません。
- 最初に就職した場所の上司が、バタンバタンと物音をうるさく扱う人だったのかもしれません。それを良いこととして真似したのかも。
- 物事を最初に否定し、疑問を持つことによって、現状把握と対策を考え企画に結びつけるのがその人のビジネスのやり方なのかもしれません。
また、穏やかな人は、
- ただ単に自分で物事を決められないタイプのYESマンなのかもしれません。
- 何を言っても「どっちもいいんじゃない」と言ってしまう、究極のめんどくさがりなんかもしれません。
- どんなことでも先方の意見を受け入れることで、自分の存在意義を認めてもらいたい承認欲求の持ち主なのかもしれません。
- 気遣いはできることは人として最高の宝物です。だからオールOK。
どうでしたか。ちょっと無理があったかもしれませんが、究極のプラス思考の捉え方と究極のマイナス思考の捉え方の分析ではなかったですか?
つまり、人は見かけによらない、ということです。
プライベートでも、仕事でも、温厚な人は優柔不断という欠点があるかもしれませんし、怒りっぽい人は、戦略家で情熱に満ち溢れ、企画力とプロモーション力にとても長けているかもしれないのです。
要は、先入観を持たないで、人と付き合っていくことが重要だと思うのです。
もし、あなたがこんな上司や部下に遭遇したら、前述したように先入観を持たず、外見だけでなくその人の内面を見るように心がけましょう。
もしかしたら、不得意な人がいなくなるかもしれませんよ。
YU-e