頼りない上司に見えるワケ
あなたの上司はどんな人ですか。
- 優しい人ですか。
- 厳しい人ですか。
- 柔軟性に富んだ人ですか。
- 堅い人ですか。
- バリバリのビジネスマンですか。
それとも弱々しくて頼りない人ですか?
もちろん、頼りがいのある上司がいいに決まってますが、バリバリの仕事マン上司でなければ、弱々しく見える場合もあるでしょう。
上司の仕事は、仕事をしてくれる部下たちのバランスを見ることです。
直接的な細かい業務はしていないかもしれませんが、部下たちが気持ちよく仕事ができるように調整しているのです。上司にとって部下はお客様と同じなのです。
そんな上司が本当にいい上司と呼べるのです。
中には本当に仕事をしない上司もいますが笑
主な上司の仕事は、
- 極端に偏ったプロジェクトはないか。
- 無責任なスタッフはいないか。
- スタッフ同士の人間関係はうまくいっているだろうか。
- この仕事は誰にやってもらおうか。あ、あの部下なら実績もあるし頼れるから、アイツに頼もう。
- アイツ、いっぱいいっぱいのようだな。俺が代わろう。
- あー、残業ができないのかぁ。んじゃ俺がやってくか。
- なんか、クレームの電話があったみたいだから、お客様に顔だしてくるか…。菓子折りを忘れないようにしないとな。(上司の得意技→先方への謝罪)
などなど。
もし、あなたの上司が中間管理職である場合は、それに付け加えて、上層部からの指示を的確に部下に伝えないといけないのです。
言いたくないことも言わないといけない。
それが言いづらいことでも必ず伝えなければならない。
それが会社組織というものです。
経営陣と部下の間に挟まれ、時には部下の悩みを聞いたり、得意先に頭を下げたり、掃除のおばちゃんに愛想を振りまいたり。みんなに差し入れをしたり。
会社全体の雰囲気や社風を作り上げているのが上司なのです。
注記:そうでない上司もいるのは事実です。
部下の失態は上司の責任です。
プロジェクトの失敗はもちろん自分の責任です。
まるで、逆ジャイアンです。
できることなら、上司家業はやりたくないですね。
大変なことがたくさんあるようですから。
それでもある程度の年齢と実績がある場合は、否が応でも上司業をしなければいけなくなります。
昇格した事実が嬉しいのは、昇格した瞬間だけ。
辞令を交付されたときだけです。
上司業は、できる人とできない人がいます。合う、合わないがあるのが上司業です。
上司業は誰でもできる仕事ではないのかもしれません。
あなたの上司が頼りないように見えるのは、本当に頼りないのではなく、悩んでいるからなのかもしれません。間に挟まれて辛い思いをしているからかもしれません。
来週は、ちょっとだけ、少しだけでいいから上司と仕事以外の話をしてみませんか。
YU-e