よい習慣と悪いクセ
人は、言い訳をする生き物です。
辛く苦しいことをしなければならい時、何とかして ”しなくてもいい方法” を必死に考えてしまいます。
好きなことなら率先してできるのに、嫌なことや辛いことは後回しにしがちです。
何とか正当化して、できない理由を考える。
それを続けてしまうことは、全ての行動を悪循環へと導きます。
人間が「嫌だ」と考えるプロセスには、小さい頃からの習慣に原因がある場合があります。三つ子の魂百まで…がすごく起因しています。
要は癖です。習慣です。
今日できることなのに、明日に回そう。別に明日でもいいだろう。
そう考えてしまうのが、人間というものでしょうか。
- 明日、どうしても好きになれない人と話さないといけない。
- 人前でプレゼンしなければならない。
- 上司に何でも押しつけられる立場だ。
- クレーマー担当。
などなど。列挙したらキリがなりですね。
「そんなこと言ったって、できる人はいいじゃん。できないんだもの私は。」
そう思う人もいるでしょう。
しかし、要は考え方しだいだと思うのです。
- 好きになれない人と話さなければならないのなら、ビジネスとして、お給料のためと割り切れないでしょうか。ちょっとだけでも、相手を好きになれそうな部分はない?そこから話を広げることはできない?
- 人前でのプレゼンは自分の存在意義を示すいい機会と捉えられないでしょうか。
- 何でも頼まれるのは「自分は上司に頼られている」と考えられないでしょうか。
- クレーマーに適切に対応することによって、自社の商品の欠点を知ったり、もっと売上を伸ばすための素材を獲得できないでしょうか。
「プラス思考」という言葉があります。
”何でも良い方向に捉えていく” という考え方です。
前述した「習慣」のことです。
「癖」とも言います。
この考え方で、好循環に持っていくことは、さほど難しいことではなさそうです。
習慣には ”90日続けられれば一生モノになる” という特徴があります。
癖には、人生を思わぬ好条件へと導く可能性が秘められています。
全てとは言いませんが、せめて自分を高める行動力を好循環に導きたいものです。
できない理由を並べるのではなく、やる方法を考えるのです。
明日からプラスになりそうなことを、まずは ”90日間” 続けてみましょう。
いや、それじゃ話が違うな。
今日からすぐに行動しましょう。
YU-e