目の前の分厚い壁
帰る場所があるということは、とても素晴らしいことです。
あまりにもそれが当たり前すぎて、暖かいお部屋があり、明るい電気がついていることは、実は最高の贅沢だということに気づかない時があります。
仕事で嫌なことがあったとしても、家に帰ればリセットできる。
また明日も頑張れる気がします。
リラックスできる要素というものは、人それぞれ違います。
読書をしたり、漫画を読んだり、テレビを観たり、趣味に没頭したり。
不安材料が大きければ大きいほど、あったかい家が嬉しい。
あったかい妻の存在が嬉しい。
笑顔の娘の顔が単純に嬉しい。
人生をリセットしたいと思った時、大切に想う人の顔を思い出してみませんか。
田舎の家族でもいいし、親友でもいい。もちろん妻や夫、彼氏や彼女でもいいです。
きっと話を聞いてくれます。
心の声を存分に吐き出すことができる、そんな人がいるということは、とても頼もしいことなんです。
人生に迷い、悩んで、泣いて。
心の風邪をひいたとき、ひきそうになってしまった時、身近な信用できる人にお話をしてみましょう。
「だって、言い出すのは恥ずかしいしヘンだと思われるの、イヤだし」
わかりますよ、その気持ち。
怒りも、悲しみも、辛さも、人に話せば半分になります。
その半分の辛さを、相手に負わせてしまう申し訳なさも、その人は全部受け止めてくれますよ。
だって、その人にとったも、あなたはとても大切な存在なのだから。
私も実際、人生のターニングポイント、そんな時もありましたね。
情けない話ですが、こんな中年の”おっさん”でも、妻に悩みを打ち明けて安心することって実際にあるんです笑
恥かしいですけど。
だって、ほんとにあるんですもの。
冗談だと捉えられることを恐れないで、正面からまっすぐに「私は今悩んでいます!」とぶつけてみましょう。
何事でもそうですが、目の前に立ちはだかる”壁”を破ることは簡単ではありません。
手前の壁がものすごく厚いんですよね。
でも実際にその壁を勇気を出して破ってみると、意外と薄かったりします。
だから、あまり頑張らないで、気負いせず、いちばん信用できる人に悩みを打ち明けてみましょう。
明日、あなたは生まれ変わります。
絶対にできます。
晴れて心の安堵を取り戻したならば、また次の日からお仕事やお勉強を頑張りましょうね。
心がスーっとなることを、心からお祈りしていますね。
YU-e